第18回 小規模事業者持続化補助金

連日暑い日が続きますね。
足利市の名前はニュースでまだ出ないですがお隣の佐野市や近くの伊勢崎市の名はよく出てきますね。
夕方のニュースでやっていましたが車内にペットボトルを長時間放置すると爆発するらしいです。
観測史上最高気温を更新しているらしく食品サンプルも溶けるとのこと。
このまま気温が上がっていけば日本人が体験したことのない領域に入っていくので食品サンプルが溶けるくらいじゃすまないかもしれないですね。様々な分野で熱に強い新たな技術が必要かもしれないですね。

溶ける食品サンプル…列島襲う危険な暑さでバナナは急成長!5日は関東ピークで群馬・桐生市は歴代最高42℃予想 - YouTube

子供たちがみこしを担ぎ、威勢のいい掛け声で練り歩いていたのは、千葉・匝瑳市の夏の風物詩「八重垣神社 祇園祭」です。300年以上続いてきた、この祭り。見物人たちがみ…

さて、それはそうと6月13日に第17回が締め切ったばかりの「小規模事業者持続化補助金」が、もう第18回の募集要領を公開しております。

【第18回 小規模事業者持続化補助金 募集要領】

【持続化補助金事務局HP】

申請受付開始:2025年10 月3日(金)
申請受付締切:2025年11 月28 日(金)17:00 ※予定は変更する場合があります。
事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:2025年11月18 日(火)
※ 事業支援計画書(様式4)について、受付締切以降の発行依頼は、いかなる理由があってもでき
ません。また、補助対象者の要件を満たしていないと判断される場合も発行はできません。

第15回頃からGbiz IDという国のシステム限定での申請となりました。
これは私の記憶ではコロナが発生したくらいに出来たシステムで事業再構築補助金申請の依頼のため結構早い段階から私はこのシステムに触れていました。その後は持続化補助金のコロナ型がこのシステム限定の申請であったため利用しました。現在は対応する申請が広がっており建設業許可関係で利用できるようになっております。
持続化補助金の申請をお考えの方はまずこのGbiz IDのプライムアカウントを取得しましょう。

【Gbiz ID作成HP】

印鑑登録証明書を同封して事務局に郵送するのですが、郵送してから長くて約2週間ほどかかりますのでとにかく早めに作成したほうがいいです。おそらく今後は補助金関係はすべてこのシステムを通して申請していくと思うのでこの記事をご覧になった方はこれを機に申請してしまいましょう。

今回の補助対象経費は以下の通り。

①機械装置等費
 補助事業の遂行に必要な機械装置等の購入に要する経費

②広報費
 パンフレット・ポスター・チラシ等を作成および広報媒体等を活用するために支払われる経費

③ウェブサイト関連費
 販路開拓を行なうためにウェブサイトやECサイト、システム(オフライン含む)等の開発、構築、更新、改修、運用をするために要する経費

④展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会等を含む)
 新商品等を展示会等に出展または商談会に参加するために要する経費

⑤旅費
 補助事業計画に基づく販路開拓(展示会・商談会等の会場との往復を含む。)等を行なうための旅費

⑥新商品開発費
新商品の試作品や包装パッケージの試作開発にともなう原材料、設計、デザイン、製造、改良、加工す
るために支払われる経費

⑦借料
補助事業遂行に直接必要な機器・設備等のリース料・レンタル料として支払われる経費

⑧委託・外注費
上記①から⑦に該当しない経費であって、補助事業遂行に必要な業務の一部を第三者に委託(委
任)・外注するために支払われる経費(自ら実行することが困難な業務に限ります。)

補助対象経費は以上の8項目です。
3年くらい前は13項目くらいあったような...。
8ではなかった。確実に項目が減っている。

各補助対象経費は明確に「補助対象外」経費の記載もありますので申請の際にはよくお読みになって下さい。

補助対象外経費としてすべてに関連しているのはおおまかに示せば以下のような内容になります。

・購入物は補助事業でしか使えない。
・車やパソコンのような多用途のもの。
・壊れた物との交換のような、通常の事業活動で支出すべき費用。
・消耗品。
・建物の増築、増床やコンテナハウス等の設置など不動産の取得費用
・人件費
                             など他多数

補助対象外経費は3頁以上にわたって記載されており、補助対象経費は減ったのに対象外経費は増えた印象です。

本補助金採択のコツは、一概には当然いえませんが一言でいうと

   現状の経営状況を的確に理解したうえで、いかに新しい取組(販路開拓)をしていくか

だと思っています。通常の事業活動が補助対象外なのですから新しい取組をしていくのは至極当然でしょう。
ただ、これを思いつくのがなかなか難しいものです。
例えば飲食店などはどうしても冷蔵庫や食洗機が壊れたといった内部の経費に目がいきがちですが店舗外観などの外部に目を向けてみてはいかがでしょうか。

【販路開拓の取組例】
創業○年、古風な外観の店舗。常連客は高齢化し徐々に減少。新規の顧客がつかめないでいる。
そこで若年層の新規顧客獲得のため新メニュー又はサービスを開発。
さらに店舗の外観を整えて若者でも入りやすい外観を整える。
さらに「リニューアルOpen」と題してなんらかの宣伝広告を打つ。

店舗の立地状況や様々なことが関係してきますが販路開拓の一例と言えると思います。
その他、物販であれば店頭販売だけでなくECサイトによる販路開拓。
製造業なら新製品開発のための必須の機会。
当事務所が以前対応した技術系職種では、あらたに開始した新サービスの宣伝広告に経費の100%をかけて申請された方もおり採択されました。

とにかく、大事なのは新たな販路開拓です。

本補助金を活用して事業を発展拡大させていきましょう!

当事務所では小規模事業者持続化補助金の申請サポートを行なっております。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。